ひねもーすものかたり

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半導体市場(ICの市場規模)の統計グラフ

こんにちは。

最近市場縮小が騒がれている半導体市場について、せっかくなので統計データを収集して、統計グラフを作ってみました。

今回まとめてみたのは、いくつか種類がある半導体の中でも、”IC"と呼ばれる分野のデータです。

 

ICとは集積回路のことを言います。かつては集積度合いが高いものを特別な呼称をしていたらしいのですが、現在ではどの製品も等しく高集積度を保っているため、一括してICと呼んでいるらしいですね。

ICにはかなり種類がありますが、今回は大別して4つ発表されていました。

  1. 発光ダイオードのような一般的なAnalog
  2. (恐らく)パワー半導体のような小型化に貢献するMicro
  3. 処理演算系のLogic
  4. MicroSDSSDのような記憶装置のMemory

あやふやで申し訳ないです… もし間違っていたら後日訂正しておきます。

統計データ元は、世界半導体市場統計(WSTS)が半期に発表しているPDF資料です。いちいちExcelにまとめるの非常に面倒なタイプですね。

この記事にデータを貼り付けようとしたのですが、表が飛び出てしまいましたし、外部データにつなげるのは面倒なので、今回は諦めておきます。そのうちいい方法が思いつきますように。

 

では、さっそく

市場規模の積み上げ面グラフ

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全体的に右肩上がりの市場規模がわかりやすいですね。このグラフから読み取れることはいくつかあります。

  1. AnalogとMicroは安定して右肩上がりの成長を遂げている
  2. LogicとMemoryは世界経済の動向に左右される
  3. 好不況のサイクルが存在し、比較的短い

直観的に理解できるのはこの3点でしょうか。

2については、ITバブルの崩壊(2000年代前半)やリーマンショック(2008年)と世界同時株安(2009年)はかなり落ち込み、逆にアメリカの不動産バブル(2000年代後半)やスマートフォンの登場(iPhone, 2007年)やスマホが広く普及しマイニング(仮想通貨)ブームとなった2016~2018年は大きく上昇しています。

今後の記事でどの業界動向に左右されてきたのかなど分析できたら面白そうですね。

 

寄与度積み上げグラフ

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少し視点を変えて、市場の前年比成長率から、IC大別の成長率への寄与度をグラフにしてみました。よくGDP統計の結果発表に用いられる手法ですね。

このグラフは先ほどのグラフから一転して波がかなり激しい業界だというイメージを植え付けてきます。実際に間違ってはいませんが、正しいとも言えない難しさがありますね。

わかることは

  1. 成長率の変動に大きな影響を与えているのはMemory > Logicである
  2. AnalogとLogicは安定的である
  3. 需要以外の要素が大きく関係する市場の可能性がある

さて、1と2は一目でわかることです。

問題は3だと思います。これは市場の成長率というか、市場経済というものをある程度知っていると経験則的にわかるのですが、明らかに一般的な市場成長率の変動を越しています(たいてい数%程度)。またいくらなんでもMemoryとLogicの変動が激しすぎると思いませんか?

それではどんな要素が絡んでくるのでしょうか?

MemoryとLogicは景気の動向に影響を受けます。Memoryは例えばMicroSDSSD、データセンター、スマホなどの小型あるいは高速記憶装置に搭載されています。LogicはPCの他、同じくデータセンター、スマホなどに搭載されています。

市場の大きな変化としてはスマホの登場そして普及、またデータ社会となりIoTが進みSNSが浸透し個人そして社会が抱えるデータ量が膨大になったことです。

逆に言えば高価あるいはお金を払ってでも利用したいサービスや製品が不況時にもどれだけ存在するのかということです。スマホなんて最新機種にせず耐えるか格安スマホか中古品にすればいいですしね。生活を豊かにする奢侈品に近い要素を持ち合わせた製品をターゲットにしているからこそ、MemoryとLogicは景気の動向に左右されやすいのです。

実は他の要素も関係してくるのですが、今後の記事で明らかにできたらいいですね。

 

疲れたので、また今度、調べて公開できればって思います。

では!!!